
汐見
@siomi250927
2025年9月27日

いつかたこぶねになる日
小津夜景
かつて読んだ
BooksMandeville読書会
漢詩とエッセイ。
日常の(というか小津さんの少し変わった)世界と漢詩の繋げ方が絶妙。
人生を詠った詩を読んでいると、ここに全てが詰まっていて、長編小説はこういったことに文章を肉付けしたものなのかもと思ったりした。
重厚に見える漢詩がひたすらにご飯のおいしさを語ってたりするのも良い。
文章は優しいけど内容が結構哲学的。一日一編(長くても10ページくらい)、じっくり読むのが合ってた。



