あき "苦しかったときの話をしようか" 2025年10月1日

あき
あき
@4rcoid
2025年10月1日
苦しかったときの話をしようか
USJや丸亀製麺、西武園ゆうえんちの立て直し等で知られるマーケター森岡 毅氏の著書。今夏開業したジャングリア沖縄の株式会社刀CEOとしても知られている。 同氏の『確率思考の戦略論』は読んことがあったが、久しぶりに会った大学時代の友人に勧められたのをきっかけにいまさらながら拝読。 この本はもともと将来を決めかねている大学生の娘に向けて書かれたものとのこと。 ひとことにまとめると「自分の強みを知り、磨き、それを活かせる環境に身を置け」ということである。 深く考えず、漠然と親の跡を継ぐんだろうなと思っていた高校生の時分に読みたかった。 そもそも人は生まれつき平等ではないという現実があり、外見的にも内面的にも違いや特徴がある。後天的な生育環境も違う。 自分自身の中にも好きなこと、嫌いなこと、楽しいこと、苦手なことがある。 大切なのは「あの人みたいに才能が有れば」「あの人みたいに格好良ければ」「もう少し恵まれた環境だったら」というないものねだりではなく、自分の中の「宝物」を見つけること。 この人生は自分という人間を生きるしかないのだから。 それでも選択するという自由は自分の中にある。 第5章はタイトルにもなっている著者がキャリアを築いていく中で経験した困難が綴られており、読んでいると身につまされる思いでした。 本書の中では強みの見つけ方、自分というブランドの設計法、弱みはどうするのか等について詳しく述べられています。 これからキャリアを積み始める方にも今キャリアを積んでいっている方にもとても参考になる本だと思います。 https://amzn.asia/d/9OMO6z8
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved