
yo_yohei
@yo_yohei
2025年9月28日

読み終わった
@ シンガポール
最近、ゲームづくりにハマっているので、いつもと違う本を読んでみた。この著者が関わったゲームをいくつかプレイして感銘を受けていたので。
この本では、この人がどのような考えのもとに作品を設計していったのか記載されている。この人にはこの人の美学があって、それを突き詰めたから、歪で面白いゲームができたんだろうなと納得した。
そして、この人が書いているとおり、この本に記載されている方法は、普遍的なゲーム作成方法などではなく、この人のゲームの作り方が書いてあるだけだ。(“だけ”と言うと、なんか乏しめているような感じになってしまうけど、ちゃんと面白かった。)
100人いたら100通りの美学があって、それぞれが自分の美学を突き詰めることが、ある種の歪みを生み、それが面白い作品になっていくのだろうなと。
一方、商業的な表現者にたまに(結構?)いるけど、この人は作品の芸術的価値と商業的価値を混同しているふしがあるなとも思った。商業的に売れた作品だから、それが芸術的にも優れた作品というわけでは決してないし、商業的に売れなかったとしても優れた作品は山ほどある。作品には、上下があるわけではなく、ただそれぞれの生きる場所が違うだけだ。
例えば、おそらくこの人はZINEの魅力とかわかってないんだろうなと若干否定的な気持ちにもなった。




