ふるえ "ケアと編集" 2025年9月29日

ふるえ
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@furu_furu
2025年9月29日
ケアと編集
ケアと編集
白石正明
最後の章で編集について語られている時の、方法についての話が印象に残っている。 “「方法」というのは結局、周囲の環境から影響を受けてしまう受動性や偶然性を排して、「どんな状況でも使える」やり方を指した言葉なのだ。それだと、肝心なポイントを取り逃がしてしまう。” 白石正明『ケアと編集』p.208 抽象的に一般化されたものは、共有しやすいし、一見再現性があるようにも思えるけれど必ずしもそうではないのかもしれない。編集以外でも、何かの企画については計画性を持って臨んでもうまくいかない時もあるし、全く予期していなかった要因が働いて想定外の成果が出たりもする。そういう変数がたくさんある中で、公式のように何かをすればうまくいくというような、1つの原因があって特定の結果があるということにはならないのではないかとかそういったことを読み終わった今考えている。また読み返したい。
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