
うかんむり
@ukanmuri
2025年6月30日

カフネ
阿部暁子
読み終わった
家族
ごはん
人を愛するってなんだろうと考えさせられた本。
愛してる人、大切な人はいたとしても、結局は他人。自分以外の人のことはわからないし(自分すらわからなくなる時もあるし)、他人を理解しきれないと改めておもう。
愛って素敵だけど、雑草のように根深く、時に残酷にも感じた。
ただ、愛を感じたり、存在が認められないと生きていけない気持ちもとても分かる。
そんな日々の生活に疲れや苦しみ、寂しさを感じるなかで、美味しそうなお料理を通じて、人の温かさを感じるお話。
個人的にはラストがあまり腑に落ちてないけど、でも、誰かを思って料理を作る、そんな行動があったかい。私も誰かを思って行動したり、誰かにしてもらった優しい愛に気づける人になりたい。