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うかんむり
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@ukanmuri
読める時に読む!
  • 2025年10月1日
    汝、星のごとく (講談社文庫)
    流浪の月が良かったので他の作品も! まとまった時間は取れないが少しずつ大切に読もう〜
  • 2025年9月30日
    「静かな人」の戦略書
    「静かな人」の戦略書
  • 2025年9月30日
    「謙虚な人」の作戦帳
    「謙虚な人」の作戦帳
  • 2025年9月30日
    流浪の月 (創元文芸文庫)
    「汝、星のごとく」を買おうか悩んで、他の作品を読んでから読もうと思って、中古で見つけて買って読みました。 「事実と真実は違う」 事実は客観的に見たらそうかもしれない。だけど、真実は当事者にしか知らない。事実だけを見た外野が騒ぎ立てることで、真実とかけ離れていき、当事者たちを苦しませる。 優しさ、正しさという凶器。ひたすらそれに苦しめられていて、とても辛かったし、どうやったら2人は幸せになれるのかと苦しくなった。 優しさ、正しさという凶器は、私も加害者として悪気もなく優しさを振り回しそう、すでに振り回しているかもしれないと思った。 カフネを読んでも感じたが、自分以外の人のことはわからないからこそ、優しさが傷つける可能性もあることを念頭におきたい。 更紗と文、お互いがそれぞれ苦しんでいる中で、何回か出てくる2人で過ごす・会話のシーンは、本の中でも時がゆっくり穏やかに進んでいるように感じて、このまま続いて欲しいと願った好きなシーンです。 友達でもない、恋人でもない、名前のつけようのない心のつながりのおはなし。泣いてしまった。 ハードカバーで買いなおそうかな。
  • 2025年6月30日
    カフネ
    カフネ
    人を愛するってなんだろうと考えさせられた本。 愛してる人、大切な人はいたとしても、結局は他人。自分以外の人のことはわからないし(自分すらわからなくなる時もあるし)、他人を理解しきれないと改めておもう。 愛って素敵だけど、雑草のように根深く、時に残酷にも感じた。 ただ、愛を感じたり、存在が認められないと生きていけない気持ちもとても分かる。 そんな日々の生活に疲れや苦しみ、寂しさを感じるなかで、美味しそうなお料理を通じて、人の温かさを感じるお話。 個人的にはラストがあまり腑に落ちてないけど、でも、誰かを思って料理を作る、そんな行動があったかい。私も誰かを思って行動したり、誰かにしてもらった優しい愛に気づける人になりたい。
  • 2025年3月2日
    朝と夕の犯罪 神倉駅前交番 狩野雷太の推理(2)
    「偽りの春」に引き続き、おまわりさんの狩野さんが登場する2作目。前回は短編だったのが、今回は長編として登場。2部構成になっていて、前編はアサヒとユウヒの兄弟の犯罪のお話。後編は児童放棄致死罪に関するお話。途中からアサヒとユウヒの事件にも関わってくるようになり、狩野さんも遅れて登場して兄弟2人の犯行をあばいていく。 アサヒの視点で幼い頃の話や犯行など描かれることが多いので、アサヒの弟を想う気持ちがより逃れて欲しいと思ってしまっていた。 登場人物はみんな誰かを守ると見せかけて、自分の保身や世間体を気にしてばかりでその歪みが子供達に連鎖して悲しい事件が起きてしまっていたと思う。それによって、本当の事件が矮小化されるのも含めて。 良くも悪くも、自分の形成は家庭環境によって作られてしまうなと感じた。 夕夜の新しい環境が大丈夫なのか?と思いつつも、幸せなもので願う。。。 長編なのに主役なのに狩野さんはちょい役くらいな感じにでて、全てをかっさらうのが映えるなー、かっこいーと思ってました。
  • 2025年2月22日
    偽りの春 神倉駅前交番 狩野雷太の推理(1)
    犯人視点で描かれるミステリー。犯人側になる人はいろんな理由があるけれど、交番のおまわりさんである狩野さんが途中で何らかの形で関わって、犯人を追い詰めていく姿は、犯人視点だからこそハラハラさせられる。狩野さんは普段適当そうなやや長髪のおまわりさんなのに、観察眼や心理も読み解いて、誘導かけていくのでかっこいい(けど、敵にはしたくない)
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