
なないろ文庫☆みわ
@nanairo-bookshelf
2025年8月25日

あえのがたり
今村翔吾,
佐藤究,
加藤シゲアキ,
小川哲,
朝井リョウ,
柚木麻子
読み終わった
アンソロジー
図書館の本
@ 図書館
(8月読了)
能登半島応援チャリティ小説として企画されたとのこと。
10人の小説家による短編アンソロジー。
テーマは おもてなし
「あえ」とは、能登では「おもてなし」の意を持つ言葉だそうです。
今村翔吾さんの「夢見の太郎」
短編でも読み応えある作品。
昔話のテイストもあり、私好みでした。
柚木麻子さんの「限界遠藤のおもてなしチャレンジ」
ブラック企業に勤める女性が80年代に一世を風靡した料理家の本を手本に友人をおもてなしする、という作品。
男性読者さんにはピンとこないかもしれませんが、女性はこうして食を共にすることで、自分という存在を励まし合って生きているものでして…
シスターフッドを感じさせる作品でした。
このアンソロジーで初めて出会った作家・蝉谷めぐ美さん。
「溶姫の赤門」、時代小説好きな私のツボだったので、今度他の作品も探してみようっと♪
アンソロジーは、日頃あまり手にとらない作家さんや、はじめましての作家さんの作品に触れる楽しみがあって読書の幅を広げるきっけになるので良き💕
