
おかか
@95_reads158
2025年10月1日

冷蔵庫探偵 蔵前怜子
遠藤彩見
読み終わった
友人主催のホームパーティーに出席した刑事の真名辺涼。そこで友人がアレルギーの発作で倒れてしまう。事件の手がかりを見つけられない彼に協力してくれたのは、ケータリング業者として居合わせた蔵前怜子だった。
冷蔵庫の中身を見るだけで持ち主の人となりを推察する怜子の観察眼がすごい!
コミカルなミステリーかと思って読んでいたけど、涼と怜子の過去が明かされていくにつれ、違った印象に。パワハラ事件の真相には読んでいてなんとも言えない気持ちになった。
料理としてはラストに登場する、使いきれずに萎びた野菜でつくったラタトゥイユが印象に残る。良い読後感だった。
