冷蔵庫探偵 蔵前怜子
9件の記録
うさみ@usami2026年2月27日読み終わった借りてきた表紙のかわいさに惹かれてあらすじを調べる。「冷蔵庫の中身を見て推理する探偵」という個性の強さが気になって読み始める。実際、探偵モノではないけれど、好みの男女バディものでよかった。冷蔵庫の中身だけでこれだけネタを考えつくのもすごい! きちんと話に大筋があって、それが少しずつ明らかになっていく物語の展開もうまかった。 主人公の亮(男刑事)がいい味を出していた。過去の後悔から猪突猛進になりがちで、仕事の失敗が続いている、ちょっと残念な人。でも人に対して誠実で、一生懸命で、めちゃくちゃ好き。応援したくなる。 最後の活躍は本当に嬉しかったし、共にバディとしてやってきた怜子がかけた、「あなたは物の見方が浅いんじゃない。人を助けたい、事件を解き明かしたい。そう気持ちが急いて、先走っちゃうだけだと思う」という言葉が良かった。ここまでの物語があったから、すごく説得力があり、一緒になって「そうだよ」と言ってあげたくなった。 他にも魅力的なキャラが多く、面白い話だった。表紙の絵柄でアニメーションとかになってくれないかなあ。

おかか@95_reads1582025年10月1日読み終わった友人主催のホームパーティーに出席した刑事の真名辺涼。そこで友人がアレルギーの発作で倒れてしまう。事件の手がかりを見つけられない彼に協力してくれたのは、ケータリング業者として居合わせた蔵前怜子だった。 冷蔵庫の中身を見るだけで持ち主の人となりを推察する怜子の観察眼がすごい! コミカルなミステリーかと思って読んでいたけど、涼と怜子の過去が明かされていくにつれ、違った印象に。パワハラ事件の真相には読んでいてなんとも言えない気持ちになった。 料理としてはラストに登場する、使いきれずに萎びた野菜でつくったラタトゥイユが印象に残る。良い読後感だった。






