
ヨル
@yoru_no_hon
2025年10月2日

ぼくはイエローでホワイトで、ちょっとブルー 2
ブレイディみかこ
読み終わった
読了
@ 自宅
ブレイディさんの本を読んでると世界を知りたくなる。無知な自分を恥じる。もっと勉強したくなる。
「誰かのことをよく考えるっていうのは、その人をリスペクトしてるってことだもんね」p.31
「ヒジャブは女性への抑圧と差別のシンボルだから、一国のリーダーならよけいに被ってほしくない。」p.28
「この曲を作ったのはサム・クックですが、彼にインスピレーションを与えたのはボブ・デイランでもありました。ボブ・ディランの『風に吹かれて』というプロテスト・ソングを聞いたサム・クックが、それに大いに触発され、自分もこのような歌を書くべきなのだ、書いてもいいのだ、と思って作った曲が「ア・チェンジ・イズ・ゴナ・カム」です。そのことを我々は覚えておくべきだと思います」
副校長は一度も「黒人」「白人」という言葉を使わなかった。けれども、白人のボブ・デイランが人種差別に抗議する曲をつくり、それに黒人のサム・クックが触発されたという、人種の垣根を超えたインスピレーションについて語っているのは明らかだった。p.40
「僕自身も大好きな曲だから、妙な加工を施して台無しにはしてほしくない。でも、他人を罵倒するときに「FAGGOT』という言葉が平気で使われた時代があったことは忘れるべきではないし、この曲を覚えた小さな子どもが『FAGGOT』と嬉しそうに大声で歌っている婆はやっぱり見たくない。大人は、この言葉がどういう言葉なのかきちんと子どもに説明する必要があると思う」p.182










