
ルイス
@lou2s
2025年10月1日

旅猫リポート
有川浩
読み終わった
@ カフェ
カフェで読むべきではなかった…。これほど涙を誘うラストになるとは思わなかった。様々なシーンが一気に蘇り、鼻の奥がツーンとして涙が止まらなくなった。
「僕はいい子にできますとも。僕はいついかなるときだって、自分の成すべきことを知っている聡明な猫だよ」というナナの台詞は本当にその通りで、もはや出来過ぎなほど愛らしい。
旅の景色は美しく描写され、動物たちのやりとりも生き生きとしていて心が温まる。個性的でありながら愛嬌も兼ね備えたナナは、思わず撫でてあげたくなる存在だ。こんなにも愛おしい主人公を創り出した作家さんに脱帽する。
映画もぜひ観たい。


