とんとろ "マン・カインド" 2025年10月3日

マン・カインド
ずっとレコメンドに登場していて、気になっていたけどなかなか読むところにまで踏み出せなかった一冊だった。 読み始めたらそこは藤井作品、夢中になって読める。気がついたら没頭していたし、読んでいる間の高揚感、疾走感もとてもよかった。 SFやミステリにはよくあることだけれど、魅力的な人物像がキャラクターでしかなく、人間性を帯び切っていないように感じた。敢えてなのかもしれないが。展開もかなり急に感じ、それぞれの登場人物の過去がほんの少しでもいいから掘り下げられるとより厚みが増すように感じた。
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