本屋lighthouse "アフリカを学ぶ人のために" 2025年2月17日

アフリカを学ぶ人のために
「本チャンネル」の収録で井野瀬久美恵『奴隷・骨・ブロンズ 脱植民地化の歴史学』(世界思想社)をゲラで読んで、どう考えてもこれを読まねばならないと思い先日読み始めた。 アフリカに対する我々の持つイメージはおおむね「支援が必要な存在」という一言に集約してもいいだろう。しかしそれ自体が西洋中心の、そして植民地支配の価値観から生み出されたものであることを、冒頭から突きつけてくる。12頁でコンヴィヴィアリティという言葉が出てきて、まさかのイリイチつながりとなった。これから本格的に読み進める。
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