アフリカを学ぶ人のために

アフリカを学ぶ人のために
アフリカを学ぶ人のために
松田素二
世界思想社
2023年4月17日
12件の記録
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月9日
  • Aqu4
    Aqu4
    @aqu4
    2025年4月9日
    人類学の本って今まであまり読んでこなかったけど、面白そう。幽霊婚、女性婚、レヴィレートなど初めて知った
  • maiha
    maiha
    @maiha
    2025年3月29日
  • まつげ
    @matsuge_t
    2025年3月28日
  • ぱちょこ
    ぱちょこ
    @pachoco
    2025年3月28日
  • 知りたかったやつ! と思いつつ、積読未読の量を考えて尻込み中です。
  • らんぐ
    @rung
    2025年3月8日
  • ちな
    ちな
    @dalbhat
    2025年3月6日
  • 私たちが学校で教わってきた個人主義的人間観に立てば、加害者を特定し、社会から隔離して処罰することは、「正しい解決方法」となるのだが、アフリカの人間観(ウブントゥイズム)に従うと、加害者を社会のなかにとどめ、これからも共に生きていくための方策こそが「正しい解決法」となる。(p.320) 流動性と多重性が民族編成のエッセンスであったアフリカの民のありかたを、植民地支配が強制的に、固定的な民族として設定しそれを国家=国民としてしまった。ゆえに生じている現在の各種紛争を、そうとは知らずに劣った民族が起こす野蛮なものとして認識している「先進国」がある。
  • 自然保護や環境保全の取り組みを「外部」から強権的におこなうと、その地でもともと自然と共生してきていた者らの生活を壊し、つまり自然と環境そのものをも結果として壊すことにもなる。アフリカの自然保護区セレンゲティ国立公園がイギリスによって「作られた」ものであるということ、もともとその地で自然と共生していた者らを追い出して「無人の王国」を作り出したことは、その典型。
  • 奴隷貿易や植民地化が始まる以前、アフリカ各地で国家があいついで成立し、その多くは十五世紀までにかなりの勢力圏を実現していた。しかし、王国の成立は無国家社会から国家へと一方向的に向かったのではなく、無国家社会へと戻ったものも多かったはずだ。(p.102) たぶんこのあたりはピエール・クラストルとか読むとその仕組みなんかが書かれてるんだと思う。読んでいないままマッピングされているものばかりになる。本屋病。
  • 「本チャンネル」の収録で井野瀬久美恵『奴隷・骨・ブロンズ 脱植民地化の歴史学』(世界思想社)をゲラで読んで、どう考えてもこれを読まねばならないと思い先日読み始めた。 アフリカに対する我々の持つイメージはおおむね「支援が必要な存在」という一言に集約してもいいだろう。しかしそれ自体が西洋中心の、そして植民地支配の価値観から生み出されたものであることを、冒頭から突きつけてくる。12頁でコンヴィヴィアリティという言葉が出てきて、まさかのイリイチつながりとなった。これから本格的に読み進める。
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