
chroju
@chroju
2025年10月3日

ムーン・パレス
ポール・オースター,
Paul Auster,
柴田元幸
読んでる
半分ぐらいまで来た。
> 「もうやってみたよ。 いまでも頭のなかにみんな入っている。 どこでもない場所のど真ん中の、何もない荒野に、独りぼっちで何か月も何か月も.....まる一生だよ。そういうことはな、一度やったら絶対に忘れられるもんじゃない。 わしはどこへも行く必要なんかないんだ。ちょっとでも考えれば、とたんにもうそこに戻っているんだから。このごろじゃ一日の大半はそこにいるのさ――どこでもない場所のど真ん中に戻っているんだよ」 (p.222)


