
yo_yohei
@yo_yohei
2025年10月3日

読み終わった
@ シンガポール
著者の考えには賛同するものの、本のタイトルから推察していたのは、なぜ「働けない」とされる人たちが生み出されるのか、なぜ日本は企業で働いている人以外が蔑ろにされてしまうのか、そもそも「働けない」って何なのかと言ったことを歴史的、社会学的、哲学的に検証していく内容かなと思っていたので、正直なところ、今の自分が求めているものとは違うものでした。
企業の「人材」としては働けない人の現状を記載している本です。
でも、もちろん、面白い考察もところどころありました。例えば、「文学者や芸術家の精神不安定さを“天才の悲劇”と括って理解したつもりになっているが、その精神的不安定さは、フリーランスという収入の不安定さから来るものだったのではないか」という考察は今まで聞いたことがないものだったので非常に興味深かったです。




