
ぽんぽこピッツァ2号店
@tamagodyeah
2025年10月3日

ザリガニの鳴くところ
ディーリア・オーエンズ,
友廣純
読み終わった
読書記244
作者の本業は動物学者。だからか、描き出される生き物の営みは生々しく、淡々として、過度に人間の感情を投影しない。
この小説が作者のデビュー作だという。60歳で初めて書いた小説が、映画化もされるなんて夢のある話だ。
場面が細かく切り替わるから、読んでいて飽きることがない。慣れればこの上なくテンポが良い。
彼女もまた、湿地で生きる動物だったのだということ。






