
もち
@mochi_41274
2025年10月3日

推し、燃ゆ
宇佐見りん
読み終わった
冒頭は「今の子」っぽい軽い表現で場面描写があるので、ミドサーの私が物語に没入するには少々時間が掛かった。
推しを愛でる場面では、分かる、分かるよ〜〜〜の連続。推しをかわいいと表する際の「かわいい」は、童謡「七つの子」にある「かわいい」と同義、そうそう、そうなのよ。首がもげるほど頷いた。
最後はどれだけ不格好でも、這いつくばってでも、生きていってやろう、そんな希望が持てる終わり方で良かった。
途中、主人公がとんでもない罪を犯してしまうのではないかとハラハラしたが、そうはならず安堵。
ある意味、ヘタレの主人公で良かったかもしれない(なんと失礼な)。
