
gato
@wonderword
2025年10月4日
Drive Your Plow Over the Bones of the Dead
Olga Tokarczuk
まだ読んでる
148pまで。
語り手は元々橋梁エンジニアでシリアやリビアに橋を架けてきたが、病(おそらく糖尿病)のため自国に戻り、英語教師になったというキャリアを持つことが判明。銃で撃たれて逃げていたイノシシをめぐり、役所で動物愛護スピーチを一席ぶつ。プードルを連れたおじさんだけが同意してくれる。無毛症で古着屋を営む友人Good Newsと合流。古着屋でプードルおじさんに再会、ホッキョクギツネ牧場のオーナーが失踪してキツネたちが逃げだしたことを聞かされる。Dizzyによるとそのオーナーが警察署長に賄賂を渡していた張本人。
春になったので人が増えてくる。青空の下で治療する歯科医の周りにわらわら集まりながら世間話をする様子は、なんだかヒエロニムス・ボスの穿孔術の絵のようだった。歯医者は語り手の「動物の復讐」説に同意してくれるが、宗教的な理由なので語り手は警戒する。町からの帰りに高級車で乗りつけたハンターと行き合う。
