はるのひ "朝のピアノ 或る美学者の『愛..." 2025年10月4日

朝のピアノ 或る美学者の『愛と生の日記』
窓の外から雨音が聞こえて、仕事の手を少し休めて本を開いて続きを読む。偶然にも水の音の話。 "存在の底に到達すると、そこに静寂はあるが、それは沈黙ではない。「静寂の言葉」がある。人それぞれの一生は、この一言を探し求める道なのかもしれない。" 最後の段落のこの部分を何度か反芻して本を閉じる。
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