
Malt
@Malt
2025年10月5日

やさしいがつづかない
稲垣諭
読み終わった
「やさしいというのは、あなたがもつコントロールの権利を手放し、それを相手に委ねる行為である」 (p.57)というのがやっぱり印象的。初めは、難しく書いてある!なんでコントロール?気持ちや感情の話ではないの?となった。読み進めていくと確かにと思うばかりで、そりゃ他人にやさしいは続かないよな〜と。
やさしいを知覚できたので、やさしくできない (できそうにない)ときに自分のことを見つめなおし、前よりうまく対処できそうかな。
最後の章で、悪意について触れられていたのもよかった。時々自分の悪意を強く実感する場面があり、どちらかというとやさしいが続かないより悪意が生じてしまうことを思ってこの本を手に取ったのでした。




