
こづえ
@kozue3373
2025年10月5日
Die with Zero
Bill Perkins
読み終わった
図書館で借りた
将来への不安から「節約しなきゃ」と比較的お金のかかる楽しみを諦めて目的意識なくお金を貯め込んでしまう思考の癖をやめたいと思い手に取る。
稼いだお金は自分の人生の時間の対価なので、お金を有効に使い切らない=自分の人生を浪費することというロジック。
特に、子孫や寄付として残す分についても、自分が死ぬ時=子供が年老いてからよりも、よりお金の価値が高い若い時に生前贈与する方がお金の価値を最大化できるという話はもっともだなと思った。
そして、死ぬ前にお金が足りなくなる事態を避けるためには自分の余命を知ること、として生命保険会社とかの余命診断サイトを利用することが推奨されている。実際に適当に見つけたサイトでやってみたら97歳まで生きるとの結果が出て、理想より長すぎる現実に直面するなどした。何歳までどう働くかによるけど、今のところは97歳までに使い切れるかよりも97歳までにお金が不足しない方法(終身まで続く個人年金に入るとか)を考える方が優先だなとなるなどした。
いつかやりたいと口にする旅行や親孝行や体が元気なうちしかできないアクティビティとかは、残された時間を考慮して(そのタイムリミットは寿命よりもずっと早く来る)計画せねばと思う。
図書館に日本語版の蔵書がなかったのですぐに借りられた原書版で。英語で本を読むのは大学卒業以来で、分からない単語も辞書を逐一引かずに読み飛ばしながらだったので理解度は8割くらいだけど、意外と原書でも読めるんだなと自信になった。
