
朝胡
@asahisa22
2025年10月5日

随風(02)
pha,
古賀及子,
宮崎智之,
早乙女ぐりこ,
花田菜々子
読み終わった
@ 自宅
どの随筆も楽しかった。特に磯上竜也「とい、とい、とい」は、わからなさ故に森鷗外を読み辿った日々を思い出して共感したし、アサノタカオ「この日常のまっただなかに」は夜の描写と、日常への言祝ぎが好みだった。
巻頭随筆は哲学的で、解釈が難しかったのだけれど、柿内さんの随筆時評と合わせて読んで、一つの解を得た気がする。
つまり、随筆はテキスト論としての批評に耐えうるだけでなく、もっと外側も含めた作家論としての批評にも耐えうるということだと、私は理解した!
柿内さんが書く批評は読みがいがあって本当に楽しい。本人がポッドキャストをやっているからこその論考だと感じた。
私は遅いおしゃべりが好きだよ。その返しが噛み合っていないとしても。ただ、本を読んで響いた何かを、言葉にするのが好きだなあ。



