
Tilly
@C0036
2025年10月6日

月と散文
又吉直樹
読み終わった
心に残る一節
「「いや、どれくらい生きる設定で日常を送っているのかなと思って。はっきり言って無駄なことに時間を使っている暇なんかないよ。死ぬ気で生きないと、やりたいことの半分も終わらないよ。少しでもキミの邪魔をする人とは、早々に縁を切った方が良いね。キミの人生はキミのものなんだから、無理に普通をやろうしなくていいよ。普通にしたいのはキミの願望ではないだろう? 誰の影響か知らないけれど、一時的な情にほだされただけだろ? キミはキミのやるべきことをやらないと、後悔して人生を終えることになるよ。大通りなんて歩いている場合じゃないだろ。キミが見たい景色が広がる側道こそを歩くべきだね」」
—『月と散文 (単行本)』又吉 直樹著
