
読書日和
@miou-books
2025年10月6日

天使も踏むを畏れるところ 上
松家仁之
読み終わった
上下2巻で約1,100ページもある大作に手を出してしまった!
でもリズムが掴めると、どんどん先に読めてしまう。今のところ上巻が読み終わり(図書館順番待ちするも、待ち切れずに購入)、下巻はもうすぐ図書館の順番が回ってくるのでウキウキ。
昭和天皇の時代の皇居のお話。敗戦から15年、戦後日本の象徴天皇に相応しい「新宮殿」の造営を、という一大プロジエクト。この事業に挑む建築家、村井俊輔と彼を支える人、立ちはだかる壁。読んでいてここに出てくる登場人物たちの発言はどこまで史実に基づくのだろうか(全部違ったりして、とか)と想像したり、プロジェクトをめぐる息の詰まる人間関係に読んでるこちらも苦しかったり。
あー、続きが気になるので下巻楽しみに待ちます!
