
Fluffy
@tesoro-555
2025年10月6日
九十歳。何がめでたい
佐藤愛子
読みたい
読み終わった
高嶋ちさ子さんのDSバキバキ事件の話がでてきていて
普通の母親であれば誰だってカンカンに怒る。それが母親というものだ。
母親にとっては子供は自分の血を分けた、切っても切れぬ分身である。こういう人間になってほしい、こういうことはしてほしくないと常に願っているのは分身ゆえだ。他人の子ならば「あんなことしてる。しようがないねえ」ですむが、母親だから怒りに火がつく。怒るなといっても無理だ。それが母親というものなのだから。
と、あるわけですよ。
あぁ
読みながら母の言葉づかいと似ていて、自然と涙が止まらない。
またお目にかかりたいですよ、お母さん。逢いたくて仕方がないのですよ、お母さん。
そんなふうにヨレヨレになった箇所もある一冊。
忘れた頃に読み返すかもしれないけれど、多分また同じところで号泣でしょうね。
お母さん。
頼りなくってごめんね。

