バンビ石 "西瓜糖の日々 (河出文庫)" 1900年1月1日

西瓜糖の日々 (河出文庫)
西瓜糖の日々 (河出文庫)
リチャード・ブローティガン,
藤本和子
自分と同じ誕生日の作家が書いている本を読んでみよう的な企画、バースデー文庫というもので出会った1冊。なので、この企画が無かったら出会ってなかったかもしれない1冊。運命的な出会いだった。 とても薄い文庫本だけれど、とにかく鮮烈。 穏やかでふんわりとした優しさと調和。 そのなかに共存するひんやりとした絶望。残忍性。 この先どんなにたくさんの本を読んでも、 自分の心にはこの本の存在がつよく残り続けるだろうという確信。
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