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@teihakutou
2025年10月7日

つくって食べる日々の話
ほか,
スズキ・ナオ,
ツレヅレ・ハナコ,
円城塔,
大平一枝,
平松洋子,
春日武彦,
滝口悠生,
牧野伊三夫,
白央篤司,
著者複数,
辻本力,
阿古真理
読んでる
いつも一緒に帰ってくれる職場の人にわたしの自炊好きがバレていて、毎度「今日の夜ごはんは何?」って聞かれるようになった。今日は「いま家に食べ物が何もないから、松屋かガストに行く」と答えたら、「珍しい!」と言われて、それくらい自炊する人として認知されててなんだか嬉しかった。(そのあと、「てことは、お弁当は?」「昨日も今日もパンだったんですよ〜」「珍しい!そんなこともあるんだ」というやり取りが続いて、わかられてるな〜わたしいつもお弁当だもんね〜と思ってこれも嬉しかった。)
そんなわたしが今日はガストを選択し、ドリンクバーもつけて閉店までのんびりこの本を読んでいたわけです。p.106まで読んだ。
◯大平一枝「揺れる台所」:
手料理にこだわっていた一児の母が、あることをきっかけに固執を手放して、惣菜と外食を使うと割り切ったエピソードが印象的。
「人は変わる。料理をする人だけが正しいわけではない。」「料理と自分の距離は、人生のそれぞれのステージでゴムのように伸び縮みするものだと思う。」
◯絶対に終電を逃さない女「それでも料理を好きになれない」:
「向田邦子の手料理全部作る」というSNSの投稿を見てくれる人がいるのをモチベーションのひとつとして自炊している話に共感。わたしも作るたびに写真撮って投稿していて、どんなに地味な見た目でもいいねしてくれる友だちがいる。
「一人で作って一人で食べていても、私の自炊は常に、誰かと共にあるのだ。」
◯阿古真理「私と料理とこの社会」:
まんまとこの人の著作いろいろ読んでみたくなった。女であることと、料理が好きであること。試行錯誤の過程がとても参考になる。
◯オカヤイヅミ「自炊になるまで」:
いつもインスタで自炊投稿を見てるファンとしては、今のオカヤさんになるまでの変遷が読めて嬉しかった。
こうして見ると、グッとくるのは女性の手による文章ばかりだな。


