
Ayako
@aya_rb
2025年10月8日

暗闇のなかの希望 増補改訂版
レベッカ・ソルニット,
井上利男,
東辻賢治郎
読み始めた
今読むべき
p13「あなたの敵は、もう希望はないとあなたが信じることを願っている。無力で立ち上がる理由もない、もう勝てないのだ、そうあなたが思い込んでしまうことを。希望とはギフトだ。だれにも譲り渡す必要はない。そして力だ。捨ててしまう必要はない。」
p27「しかし希望が単なる始まりに過ぎないことは強調しておかなければならない。希望は行動のかわりではなく、その基盤に過ぎない。」
「希望はそこまで導いてくれる。その先は私たちの働きだ」
p48「希望を持つことはあなた自身を未来に捧げることであり、その未来へのコミットメントが、現在を生きられる場所にするのだ。」
週末から観ている配信のなかで、多くのひとが落胆を語りつつ、その中で希望を持つこと、絶望しないことの大切さを説いていた。
絶望してしまったら、誰かを排除することや誰かの権利を奪うことが自らの安寧を守ることだと勘違いしている人たちの思うつぼになってしまう。
わたしは大きく行動することはできないし、それだけの資源ももっていないけれど、今自分の手の中にあるもので、ちいさく抵抗していきたい。
生活の地続きのなかで、身近なものにささやかに働きかけながら、自分とはるかかけ離れた考えを持つ人ともせめて挨拶だけは交わそうとしながら、現在の先にある未来に向かって、希望をもって歩いていきたい。


