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@teihakutou
2025年10月8日

つくって食べる日々の話
ほか,
スズキ・ナオ,
ツレヅレ・ハナコ,
円城塔,
大平一枝,
平松洋子,
春日武彦,
滝口悠生,
牧野伊三夫,
白央篤司,
著者複数,
辻本力,
阿古真理
読み終わった
悩んだり、コンプレックスを抱えたり、人生の局面の変化に適応しようと頑張ったりしながら、みんなそれぞれ料理と対峙していて、この食からの逃れられなさを人間みんな共有しているんだと思うと、心強い。
◯宮崎智之「「料理は大事」と人は言う」:
引用される吉田健一の文章に唸る。この本の中で一番、食に興味のなさそうな書き手だったけど、自分をまっすぐ見つめていてよかった。
他の人とは違う、特定のお題で依頼されたのだろう、白央篤司の食エッセイを紹介する文章と、松永良平の「料理に似合う音楽」の文章も、それぞれの分野で知らなかった作品をたくさん知れてよかった。
滝口悠生と平松洋子は、トリにふさわしいと言いましょうか、ほんとにいい文章。




