にょろぞう "みんなの民俗学(960;96..." 2025年1月18日

みんなの民俗学(960;960)
元々興味のあった民俗学に加えてアマビエを取り上げていると聞いて借りてみた。 人の営みの隣にはいつでも民俗学がいるのだとわかるとても良い本だった。 中盤は空腹の時には読まない方がいいと思う。 調査ジャンルごとにいくつかの章に分かれているのだけれど、 大勢の人が一度なら触れたことがあるのでは?みたいなジャンルを丁寧に取り上げているから、この本を読んで民俗学を身近に感じない人はいないんじゃないかと思える本だった。 数多ある学問への誘い本の中でもトップクラスにやさしい本。
にょろぞう
@kofun_nameko55
民俗学=柳田國男(=遠野物語) つまり民俗学とは歴史の本流とは違うところに根付いていた風習を学ぶ学問というイメージがあったがそれは誤りだった。 そもよくよく考えると遠野物語に出てくるエトセトラも今となっては昔なだけで、出版当時はまさに今を生きる慣習だったわけだし あと勝手に高尚な学問だと敬遠していたが、私がよく思うことはどちらかというと対啓蒙主義を孕んだ民俗学側に近いのだなと感じた。
読書のSNS&記録アプリ
hero-image
詳しく見る
©fuzkue 2025, All rights reserved