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にょろぞう
にょろぞう
@3mmer_4L356
書庫を求めて三千里
  • 2026年3月21日
    息吹
    息吹
  • 2026年3月18日
    ミステリーな北海道
    ミステリーな北海道
    タイトルに惹かれて即購入。タイトルの通り北海道×ミステリーというテーマ以外は自由自在なアンソロジーだった。 普段名前は聞いたことがあるもののなかなか手に取らない作家の方のお話が読めて良かった。 1話目 一番好きだった。多分これが一話目じゃなかったら一旦プロジェクトヘイルメアリー読んでた。 とある医学生が数奇な出会い方をした葡萄に思いを馳せる話。 話や空気感から普通の北海道のイメージとは違うものの常にそこにある、生命豊かながらもどこか寂しい空気みたいなものが感じられてとても好きだった。結末もそれ以上でもそれ以下でもなく、縁があるならまた来世という感じで美しい物語を読ませていただいた。 2話目 北海道といえばのど真ん中を題材にしていた。アンソロジーの中で一番今の肌感覚のまま読める話だった気がする。ベースにセンセーショナルな事件がありながらも、その上で様々な虚像が像を作る様はまさに雪まつりの賑やかさと儚さが表れていて楽しかった。 3話目 ちょうど最近触れ始めた歴史小説がここで登場。こんな歴史に名を残しそうな天才犯罪者が北海道にいたなんて信じられないが、出てくる地名がどれも馴染み深すぎてほな北海道か……となった。 ひどく危うげな人間だなと思った。天才犯罪者なのに普段は臆病も臆病で、かと思ったら突然キレだす。そんな彼だからこそ、最後そういう警官と会って「もういいかな」って思ったのかなぁ、なんて考えた。 4話目 地名以外に北海道を指す名詞がないにも関わらず、現れる情景のどれもが私の知る北海道で、多分私はこういう話を期待してこの本を手に取ったんだと思った。 が、この話をちゃんと読むための必須知識を私がまるでもっていなかったせいで、どこか上滑りしてしまったのが残念だった。あと、これはバイク界隈では当たり前のことなのかもしれないのだが、ツーリング中に見知らぬバイクにつけられるの普通に怖くないか?と思った。 5話目 本当に短いお話で、だからこそ想像の余地が残されまくりでとても困惑している。ただこれ読者以上に主人公がえらい混乱してるだろうなと同情を禁じ得ない。 6話目 ミステリーながらも(多分?)唯一の捜査一課登場話。この短いページ数でよくこんなボリューミーな話を収められるなと舌を巻いた。初めの謎があり、その謎を解くためのヒントになる謎があり、しかも伏線まである。読んでる途中で何度「あーそれ言ってたねぇ」と頭を抱えたことか。本当に面白かった。この方の別作品も読みたいところ。 あと個人的に彼らには親しみを抱いている節があるので、そんな彼らが真相に至る糸口となっているのが嬉しかった。
  • 2026年3月16日
    風葬の教室 (河出文庫 210E)
  • 2026年3月14日
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
    アンドロイドは電気羊の夢を見るか?
  • 2026年3月6日
    ネット怪談の民俗学
    インターネット黎明期から現代までの間に語られるようになった怪談を通して、怪談の類型だけでなくそれを取り巻く環境なども包括的に解説してくれた本。 私は全盛期のニコ動に入り浸っていた人間なので既知の怪談が多く懐かしい気持ちになった。 その上で知らない話や知らないジャンルまであり、私はまだ洒落怖の浅瀬にしかいなかったのだなと思った。 本文中でも触れられていた「行方不明展」には私も行ったのだが、先にこれを読んでから見に行くべきだったなと少し後悔した。 個人的には今はなき「赤い部屋」が取り上げられていたのが嬉しかった。 以前友人と今後インターネット史を編纂して残すことが必要になってくると話したことがあったが、この本はネット怪談という縦軸においてまさにその役割を果たしてくれる存在だと思った。
  • 2026年2月12日
    羆嵐(新潮文庫)
    学びと面白いが同時に襲いかかってくる作品だった。 元々、この事件はTwitterの百年前新聞に端を発してあらましを知っていたのだが、物語として事実に肉がつくことによって、壁一枚隔てた異常の視認性の悪さ、家々の遠さ、夜の寒さなど見えてなかった部分が見えてきて一層恐ろしかった。 今でこそ屋内から外への発信手段があるものの、それがない時代、いつ現れるともわからない熊に怯えながら家々へ事件を伝え回った人たちの恐怖はどれほどのものだったのだろう。 彼らの内面に必要以上に触れることもなく淡々と告げられていく事実たちは、味気ないのではなく自然という大いなるものの前に人間の機微など些事であると突きつけられたような思いになった。 今まで小説=主人公や登場人物の心の機微に触れてなんぼなのだと思っていたけれど、そんな偏った価値観は熊の前では風の前の塵に同じだった。
  • 2026年2月9日
    爆弾
    爆弾
    映画から見て原作を購入。映画も面白かったけど尺の都合とかで削ってたり変えていたりする部分があったようで、私はこちらの塩梅がとても好きだった。 色々な頭の切れる人たちによる心理戦が繰り広げられ、作中の大半が取調室で展開されるのに全く飽きなかった。 私は最後の最後の問答が好きだった。 これは純粋な疑問なんだが、とある人の「見つかったのがお前でよかった」って発言は映画と原作だとかなり意味合い変わってしまいそうだけど良いんだろうか。あれでは発言者の人間性が変わりそうだけども。
  • 2026年1月23日
    文庫版 近畿地方のある場所について(1)
    面白かった。元と結末が違うとは聞いていたので再走かな?と思っていたが伴走という感じだった。 話の大筋は大元と大体同じなので割愛。大元の方は途中までの展開からラストへの落差に消化不良を感じていたが、今回文庫版でその辺りに補完がなされていてとても良かった。多分視点が更に一歩下がったことで、全体像が格段に見やすくなったんだろうなと思う。 今回文庫版で加筆された部分によって怖い話から悲しい話になったという感想に激しく同意した上で、私はそれも含めて好きかなと思う。 前は結末に絶望しすぎて読み直そうと思わなかったが、今なら文庫版の情報を胸に読み直してみるのもありかなと思っている。
  • 2026年1月23日
    掌の小説
    掌の小説
  • 2026年1月22日
    若きウェルテルの悩み
  • 2026年1月21日
    空飛ぶ納豆菌
    空飛ぶ納豆菌
    タイトルを見て『納豆菌』を期待して読んだら『空飛ぶ』の方が主題だった。 内容は著者が携わった研究の概要や研究の際の苦労話がメイン。 実際、地上から数キロ離れたエリアの空気をピンポイントで正確に採取するというのは、言うのは簡単だがという話だよなと思った。 また、この分野を牽引してきた偉大な方も井上靖を読んで敦煌にロマンを感じていた、という奇妙な共通点が少し可笑しかった。 南極の地に眠る納豆菌という話にロマンを感じた。タクラマカン砂漠から来た菌でできた納豆食べてみたい。 興味のギリ範囲外ではあったが、今まで渾沌だったエリアに新しい引き出しができた感じがして良かった。
  • 2025年12月21日
    甘粕大尉 増補改訂版
  • 2025年12月19日
    虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)
    すごかった。 SFと意気込んで読んだが、それはむしろ副菜的で、主菜は現代社会にも通底する柔らかい精神の話だったように思う。けれどもその精神が出来上がったのは紛れもなくハイテクノロジーの世界故で……といった塩梅。高度なテクノロジーとどこか文学的な内向的思考のアンバランスさが、硝子の刃みたいな不気味な温かさに感じられた。 主人公はこの本の象徴だったように思った。本人は暗殺部隊で指揮を担えるほどの実力者であるが、作戦前には同僚と神の所在について話すし罪の置きどころについてさ迷う。冒頭を読んだ際、綴られる語彙がどれもあどけないと感じたのだが、それすらも主人公を伝えるための策だったのは脱帽だった。 最後に関しては色々な意見があると聞いたが、個人的には好きだった。作中で親和と相反を繰り返していた二人の対比は美しかったと思った。 本当に壮絶と言えるレベルのすごさだった。
  • 2025年12月18日
    葬儀の民俗学---古代人の霊魂信仰
    この方の著作五冊目ともなり、他の本で語られている項目もちらほらあった。時系列的にはこちらが先ではあるが。 冒頭の章でイチ、ニ、サンは本来渡来したもので古来の呼び方はひとつ、ふたつ、みっつだった、そして古来の呼び方には対関係と類似性がある、とされたのは驚きがあった。 あとはやはり『イチ』という職業のことが強く印象に残る。既に現存しない職業であるが地名、名の近い職業、そして歴史の教科書にも載る人物の存在によってその実態が浮き彫りになっていく様子は、探偵小説でミッシングリンクがつながっていく時と同じ感覚を覚えた。
  • 2025年12月18日
  • 2025年12月18日
    ファラオの密室
  • 2025年12月16日
  • 2025年12月14日
    横浜駅SF(1)
    横浜駅SF(1)
    人生初東京へ向かう電車の広告で知った本。 自動改札、エスカレーター、連絡通路、どれも知っている単語のはずなのに作中での挙動が知らないものすぎて脳が何回かバグを起こしていた。 ある日突然少しだけ世界線のズレた世界に放り出された人の感覚を少し体験できた気がする。 話の方は簡潔な文章でサクサクと澱みなく進んでいった。個人的には、どこか撓んだ狭い世界で生き続けてきた主人公がエキナカを知り、広がった世界で導き出した答えをもう少し見届けたかったなと思った。 主人公がエキナカで自我を萌した瞬間終わった印象だった。 日本を横浜駅で覆うゲームが出たらかなりやってみたい。
  • 2025年12月9日
    演出をさがして 映画の勉強会
    演出をさがして 映画の勉強会
  • 2025年12月6日
    ミステリで知る全米50州
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