
もり
@molliws
2025年10月8日

読み終わった
新書を読んで泣きそうになったのは初めてです。
自己-心-世界モデルや、5つの介入、生存と実存など、
モデルや分類を使って説明されることで、
自分自身が最近抱えていた問題がクリアになった。
まさに、この一冊を読むこと自体が、
カウンセリングの疑似体験になっているという感覚。
もちろん実際のカウンセリングはもっとタフで破局的なものであるのだけど(それはハルカさんの章でよくわかる)、カウンセリングとは何かについて読んで考えている内に、自分の心に向き合っている瞬間がある。
新書にしては分厚いので、気軽に人に勧めにくいのが難点だけど、さすが東畑さんの文章は読みやすいので大丈夫です。
なんか最近人生に行き詰まっているような感覚がある人には、ぜひ読んでほしい。
答えはないが、地図がある。
この本が売れていることが、ひとつの希望だと思います。

