
夏しい子
@natusiiko
2025年3月8日

猫を棄てる 父親について語るとき
村上春樹,
高妍
かつて読んだ
あったことをあったままに書いただけでは伝わらないだろう事を
多少、具体性に欠けてでも調べた事と憶えている事とで
書かれているからこそ、深く伝わってくる。
そんなエッセイだった。
「僕もこの世界には存在していなかったことになる。」
この繰り返しは父を無視したり父や母の辿った生き様を見ない事にして
自分は無いというを今やっと、文章を書きながら対峙出来た
という事なのかなと思えた。