猫を棄てる 父親について語るとき

猫を棄てる 父親について語るとき
猫を棄てる 父親について語るとき
村上春樹
高妍
文藝春秋
2022年11月8日
12件の記録
  • 尾崎
    尾崎
    @ozaki
    2025年5月25日
  • なめとこ山
    なめとこ山
    @tbchr
    2025年5月19日
  • muu
    muu
    @mu_book_um
    2025年4月30日
    戦争体験者の生の声や声にならない声を知りたいという方にはおすすめ。戦前生まれの影響を強く持つ団塊世代を親に持つわたしは読んでよかった本。
  • うみこ
    うみこ
    @umico5
    2025年4月22日
    村上春樹さんがお父さんについて書かれた文章。メッセージではなく、事実として書きたかったと書かれているように、淡々と子どもの頃の記憶やお父さんの戦争体験が語られる。戦争が一人の人生を変え形づくってしまい、その結果として春樹さんが生まれたという事実。そしてそれは世の中全体に言えるということ。「おそらく僕らはみんな、それぞれの世代の空気を吸い込み、その固有の重力を背負って生きていくしかないのだろう。」「そのときの海岸の海鳴りの音を、松の防風林を吹き抜ける風の香りを、僕は今でもはっきり思い出せる。そんなひとつひとつのささやかなものごとの限りない集積が、僕という人間をこれまでにかたち作ってきたのだ。」「しかしその一滴の雨水には、一滴の雨水なりの思いがある。一滴の雨水の歴史があり、それを受け継いでいくという一滴の雨水の責務がある。」短いので一瞬で読めてしまうのだけど、閉じてから戦争とそれがつくった人生について、考えずにはいられなかった。
  • ゆ
    @apr24
    2025年4月14日
  • のびこ
    のびこ
    @nobicco
    2025年4月9日
  • Blue moon
    Blue moon
    @mimosamimi
    2025年4月3日
  • チカ
    チカ
    @cicalata
    2025年4月3日
    知り合いから、この本にある村上春樹の父親についての話を聞いて、興味が湧き読む。 私も父と疎遠なところがあり、直接細かい話を聞いている部分が少ない。記憶や時間が失われる前に、聞きたいことを聞いておかなくては、と思っているけれど、実際根掘り葉掘り聞くことはできないんだろうなと思い浮かべる。 家族でも、経験を全部語り継ぐことはできないし、親しくしていても知っているつもりでも知らないことが多いことを意識する。 ペラペラのレジュメでいいから、家族の遍歴を残しておきたいと思う。 戦争のことも、また意識をする。
  • Cota
    Cota
    @Cota-CAT4rd
    2025年4月2日
  • K
    K
    @readskei
    2025年4月2日
    確執もあったという亡父の人生を書きとどめた本。思い出と従軍記録。主観と客観のやじろべえが利いている。
  • 夏しい子
    夏しい子
    @natusiiko
    2025年3月8日
    あったことをあったままに書いただけでは伝わらないだろう事を 多少、具体性に欠けてでも調べた事と憶えている事とで 書かれているからこそ、深く伝わってくる。 そんなエッセイだった。 「僕もこの世界には存在していなかったことになる。」 この繰り返しは父を無視したり父や母の辿った生き様を見ない事にして 自分は無いというを今やっと、文章を書きながら対峙出来た という事なのかなと思えた。
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