
🦈
@Lore_Link
2025年10月9日

詩という仕事について
ホルヘ・ルイス・ボルヘス,
J.L.ボルヘス,
鼓直
読み終わった
p.30
われわれは何かについて何も知らないときにのみ、その何かを定義し得ると、むしろ言いたいわけです。
p.131
言葉はもともと魔術的なものであり、詩によってその魔術に引き戻されるのだという、この考えかた――それは、もちろん私のものではありません。他の作家たちにも見いだされると確信しています――は真実であると思います。
p.166
結局のところ、言葉とは何なのでしょうか? 言葉は、共有する記憶を表す記号なのです。仮に私がある言葉を使えば、皆さんはその言葉が意味するものを、なにほどか経験することになる。そうでなければ、言葉は皆さんにとって何の意味も持たないわけです。

