
まこと
@mkt-xxx
2025年10月9日

異人たちとの夏(新潮文庫)
山田太一
読んでる
読み終わった
感想
読書日記
読み終わりましたー。
河合隼雄さんの「こころの天気図」で、紹介されており、超ざっくり、ストーリーは知っていました。
ですが、面白かったです。
ストーリー、「え?これ、ホラー?」って思うところもありました笑
感想は、なんて言えば良いか、言葉にするのは難しいですね。
孤独から何かに頼ったり、すがったり、「昔は良かった」とか、「俺は〇〇でダメなやつだ」とか、そういう負の感情から立ち直っていく、気持ちの変化が、よく描写されていたように思います。
負の感情に引きずられるようなことがあれば、それは、割り切る、別れを告げる。
そういうことが、人にとって、プラスになるんでしょうね。
負の感情が多いとか、そういう人にとっては、心理的にも、心を安定させるための、負の感情との別れるキッカケにもなってくれるような内容ではないかなーと、思いました。
会話は少ないけど、シーン、登場人物の表情も、映像を見てるかのように、イメージできました。
ラストは少しゾッとするようなシーンもありました。
ここがホラーっぽいと感じたシーンです。
中盤から後半までは、ドンドン、ストーリーにのめり込んでいくような内容でした。
読者を引き込むって、こういうことですね笑
