
ひろき
@bayleaf
2025年10月11日
日本の包茎
澁谷知美
読み終わった
・包茎に対しての「恥」がいかに作られたか?という話
・異性からの目や同性からの目、病気になりやすい?、介護や棺桶に入った時に恥ずかしくない?精神的に成長するよ!セックスが気持ちよくなるよ!など根拠のない/乏しい言説が広告に用いられてきたというそういう内容。昨今主張されている陰部の脱毛のメリットと若干被るのは気のせいか。
・高須をはじめとする医師や拡声器としての雑誌メディアがいかにクソかよくわかる。それだけで価値がある本。我々が選び取ってるものは誰かに選ばされてないか?メリットは誇張されてないか/そもそも嘘ではないか?
・男性間支配に「フィクションとしての女性の目」がよく使われる、というのはこの問題に限らずある。男性間支配の論考がかなりgood。脱毛広告のどこに男性間支配?と思う人は読んでみるといいかも
・地味に水道橋博士も出てくる。
ちなみに、↓はあまり理解できなかった。(とくに最近の)男は男からの承認をそんなに求めていないと思う
p.221 男の生きづらさとは、女にモテないこと、そのじつ、男から男として認められないことの辛さに、ほぼ集約できるのではないかと思わせるほどだ
(1-2章は飛ばし気味に読み、
3-4,終章,終わりにを読んだ)