
菜穂
@mblaq_0825
2025年10月9日

桜の森の満開の下・白痴 他十二篇
坂口安吾
読んでる
本のある暮らし
積読家
読書会すみれ
輪読会にて
「女体」P101〜P124
芸術家なのをいいことにやりたい放題の師匠・岡本。金にも女にもだらしなく、特に色恋事となるとなりふり構わないクズな人。
そんな師匠にへきへきしている谷村ですが、読みすすめていくうちにどうにもこうにも拗らせているのは谷村なのだということが見えてきます。
勝手に妄想してなんでも人のせい。妻のことすら信用できず、けれどその妻に翻弄されて。
ろくでもない男たちなのですが、なんだか他人事とはとても思えません。なぜなら身近に思い当たる人たちがいるから……
「女体」はこんな感じで読了し、次回からは信子は誰?という謎を残して続編「恋をしに行く」へ入ります。

