手元にある物を栞にする女 "走ることについて語るときに僕..." 2025年10月11日

走ることについて語るときに僕の語ること
服部文祥さんが本の中で引用していたので読んだ。レイモンド・カーヴァーのWhat We Talk About When We Talk About Loveのタイトルをオマージュした「走ることについて語る時に僕の語ること」しゃらくさい。しゃらくさいが、想像した3倍は走っていた。走る小説家なことは知っており健康のために朝走ってますぐらいかと思っていたので、毎年フルマラソンに出ていたり、100km走るウルトラマラソンの参加に驚いた。ランナーだった。あと走っていてしんどいときに唱える人のマントラに私も興味がある。 『「基礎体力」の強化は、より大柄な創造に向かうためには欠くことのできないものごとのひとつだと考えている』 →なるほど、と思った。 『もし僕の墓碑銘なんてものがあるとして、その文句を自分で選ぶことができるのなら、このように刻んでもらいたいと思う。 村上春樹 作家(そしてランナー) 1949-20** 少なくとも最後まで歩かなかった』 →作家(そしてランナー)がかっこいい。会社員(そして〇〇)欲しい。村上春樹が走り始めたのは33歳の時なので30歳のわたしは何か始めればリードできる!
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