駄駄野 "文庫版 姑獲鳥の夏" 2024年1月20日
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駄駄野
@enmr310
2024年1月20日
文庫版 姑獲鳥の夏
京極夏彦
読み終わった
再読
これはシリーズ通して言えることだけど、重要なのは謎解きや犯人の解明ではなく、あくまで“憑き物落とし”ーー異なる立場、信条、信仰を持つが故にすれ違い、複雑に絡んでしまう人間関係を、その糸を解きほぐして「この世に不思議なことなんて何一つ無いのだよ」と作品内外問わずに、曖昧であやふやな世の中を生きる人間に語りかけることにあるように思う。
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