
はな
@hana-hitsuji05
2025年10月12日

ケアする私の「しんどい」は、どこからくるのか
山根純佳,
平山亮
読み終わった
図書館本
図書館で借りた
併読しながらも借り直して何とか読み終えた!
福祉や教育に関わらずに生きることは不可能な社会の中にいるはずなのに、その根幹を無賃、無保証みたいに個人の時間と労力に委ねて透明化してるの何なんだろうな。
発達障害、重度障害、介護など。
自分だって自分が納得したり満足してケアを受けてきたことばかりじゃないのに、それを踏まえて?さらに完璧にケアすることを求められている気がする。
「無理しないで」という言葉もなんだかただの生活音に聞こえる時がある。
無理したら、自分さえ頑張れば何とかなるともう一踏ん張り耐える局面の多さ。
それを笑顔でどんどんこなせる人が感謝されスタンダードになっていくのもどうなんだろうか。美談は何の疑いもなく信じて、挫折したり道徳的に振る舞えなかった人は断罪される感じ。
無理しないで乗り越えられることって例えば何??って思う正直。
手抜きした、しくじった、放棄したとすぐ手のひら返しして非難される。
「家族であればケアラーであるはず」
「母親であればケアするものだ」
でもやり切れない時あるよ。1人や家族の中の一部の人だけで抱えられないこと、沢山ある。
システム的にも資質的にも「ケアは女性の方ができるもの」という前提を疑い、もっと深く考え直してみる。
根底を今一度考えるという試み。
この本も読んで良かった。





