
彩
@aya_toto
2025年10月12日

聖火
モーム,
行方昭夫
読み終わった
モームの戯曲作品。
下半身不随となったモーリス、美しいその妻、美男子の弟、聡明な母、忠実な看護婦、ここに医師と中佐、メイドが加わり、話が進む。
亡くなったモーリスは自殺か他殺か?
消えた睡眠薬の錠剤、前日のモーリスの不調、オペラに行っていた妻と弟、
献身的な看護師に、後半明かされる秘密。
コンパクトにまとまっていて、会話が上手いので本当にすらすら進む。
ラストの母親の告白は、なるほど、と納得の結果だった。
行方昭夫先生の翻訳で読めて大変有意義な読書。
