聖火

聖火
聖火
モーム
行方昭夫
講談社
2017年2月10日
1件の記録
  • 彩
    @aya_toto
    2025年10月12日
    モームの戯曲作品。 下半身不随となったモーリス、美しいその妻、美男子の弟、聡明な母、忠実な看護婦、ここに医師と中佐、メイドが加わり、話が進む。 亡くなったモーリスは自殺か他殺か? 消えた睡眠薬の錠剤、前日のモーリスの不調、オペラに行っていた妻と弟、 献身的な看護師に、後半明かされる秘密。 コンパクトにまとまっていて、会話が上手いので本当にすらすら進む。 ラストの母親の告白は、なるほど、と納得の結果だった。 行方昭夫先生の翻訳で読めて大変有意義な読書。
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