K.K.
@honnranu
2023年9月30日

蒼海館の殺人
阿津川辰海
読み終わった
かつて読んだ
読了
文庫本
ミステリー
講談社タイガ
阿津河辰海
ミステリ
本格ミステリー
本格ミステリ
新本格
新本格ミステリ
新本格ミステリー
文庫
講談社
タイガ
講談社タイガ文庫
タイガ文庫
長い。確か出版当時、レーベルである講談社タイガ公式Twitterアカウントが「タイガで最長」みたいな呟きをしていた覚えがある。まあ確かに長いんだけど、だらだら読める。だらだら読むんだけど、不思議と倦怠感は覚えない。今度は館に行くまでも長い。人が死ぬまでも長い。推理し始めたかと思ってからも長い。の割に犯人指摘や推理はちまい印象。推理やトリックを楽しむタイプのミステリーではなく、京極夏彦『絡新婦の理』『塗仏の宴』みたいな、語りの妙を楽しむピタゴラスイッチミステリー。悪口ばかり書いてるけど、面白さは折り紙つき。探偵の苦悩みたいなのは正直良くわかりません。