さみ
@futatabi
2025年10月12日

旅をする木 (文春文庫)
星野道夫
読み始めた
旅をしない、楽しみ方がわからない、自然に心が動かない、だからわたしの読むものでは多分ないと思い続けていたけど、ことばを使いながら生きている人間のことが(も)書かれている本だった。読み継がれていることも、星野さんが愛されていることも、少し読むだけでこんなにすべてを知らない関心もなかった人間にすぐわかってしまうくらいとてつもない誠実な本のようだ。高校生のときあたりに読んだような気もするけど、今読む機会ができたのがよかった。歳を重ねるごとに思い返したくなる予感。
