旅をする木 (文春文庫)

34件の記録
- 八九堂書林@keikichi89102025年5月25日星野道夫さんの「旅をする木」は私の座右の書です。この本の“もうひとつの時間”のお話が大好きで、たった半年間の東京単身赴任生活でしたが、そのしんどく辛い時間を、はるか遠くの海で泳ぐ鯨の姿を想像することで随分と救われました。みんなに読んでもらいたい一冊です。
- ひさ@hsysy2025年4月10日かつて読んだ心に残る一節星野さんの本はとても沁みる。 「深く老いてゆくということは、どれだけ多くの人生の岐路に立ち、さまざまな悲しみをいかに大切に持ち続けてきたかのような気がしてくる」 「世界が明日終わりになろうとも、私は今日リンゴの木を植える」 「結果が、最初の思惑通りにならなくても、そこで過ごした時間は確実に存在する。そして最後に意味を持つのは、結果ではなく、過ごしてしまった、かけがえのないその時間である」
- mayu@yatsu_books2025年4月6日かつて読んだ心に残る一節読書メモ時々手にして好きなところをパラパラと読んだりしてる。昨日、投稿した中で思い出した一節。 『人間の気持ちとは可笑しいものですね。どうしようもなく些細な日常に左右されている一方で、風の感触や初夏の気配でこんなにも豊かになれるのですから。」
- なっぱ@mamemame2025年3月11日かつて読んだ心に残る一節大切な本「子どもの頃に見た風景がずっと心の中に残ることがある。いつか大人になり、さまざまな人生の岐路に立った時、人の言葉ではなく、いつか見た風景に励まされたり勇気を与えられたりすることがきっとあるような気がする。」
- くり@kurikiroku2025年2月11日読み終わった同じ時代、同じ世界線上の、同じ日本人の話とは思えず。 それくらい私の毎日からかけ離れた日々の記録。 いのちとは、生きるとは。 想像もつかないことを毎日感じているんだろうな。 時の流れ方も違いそう。 っていう薄いありきたりな感想しか言えないんだけど。 人生を変える(自分の生き方を決定づける)出会い、ってなんなんだろう。 そういうものに皆出会えるものなのか?それとも出会える感性があるから出会えるものなのか?
- John9zaku@exzaku2024年12月31日読み終わった冬の朝読書、いい。 まだ何者でもない夢うつつのぼんやり頭に流れてくる物語。その世界に没入して目から頭に流し込むうち、ふと別の思考やアイデアに寄り道してる自分に気づいて、いけない、いけないと本に向き合い直すみたいな。文章のレールに乗っているようで、しっかり意識的につかまってないと自分の思考の波にさらわれるような感覚。 ただ、そんな思考の流れに身を任せるのも心地いい。瞑想ってこんな感じなのかなと、やってみてもないのに想像する。 ーーー 人生はからくりに満ちている。日々の暮らしの中で、無数の人々とすれ違いながら、私たちは出会うことがない。その根源的な悲しみは、言い換えれば、人と人とが出会う限りない不思議さに通じている。
- ほやぼ@-oka192020年2月29日かつて読んだまた読みたい大事な本1番好きな本は、と聞かれたら多分今はこれを答える。 美しくて大切にとっておきたい言葉がたくさん詰まっている。 「もうひとつの時間」を考えることで生まれる心の広がり。一生心に留めておきたい考えである