徒然 "綺譚集" 1900年1月1日
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@La_Souffrance
1900年1月1日
綺譚集
津原泰水
読み終わった
いろいろな死が、怖さと美しさをまとって描かれていた。 短編ごとに文体も手法も違っていて、どれも精密。 生と死、残酷と無垢、日常と異界が一瞬で入れ替わる、その一瞬の美しさに心をつかまれる。 まるで生と死が切り絵みたいに左右対称に並んでいて、そのちょうど折り目に自分が立っているようだった。
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