62yen
@62yen
2025年10月13日
物語の作り方 ガルシア=マルケスのシナリオ教室
G.ガルシア=マルケス,
木村榮一
かつて読んだ
いつの間にか文庫化されていた。書くことに関する他の本を読んでてふとこれが書棚にあったことを思い出した。
身も蓋もないがこれを読んだからといって特に物語が書けるようにはならないし、ガルシア=マルケス自身もそのようなことをどこかで言っている。でも、この本は本当に面白いので、自分が何かを書けるようになるかもなどという期待は捨て、ひとつの作品として読むといい。
スーパーマンが集まってワークショップを始めればいつの間にか作品ができあがっている……ガルシア=マルケスは急に席を外していなくなったり戻ってきたりする。そういうライブ感も楽しい。