
読書日和
@miou-books
2025年10月13日
お金の不安という幻想
田内学
読み終わった
「お金との関係」を、見直すための一冊。
出てくる問いに心を鷲掴みにされる。
お金以外の何に頼ればいいの?
いつまでお金に支配されるのか?
これってお金以外にも言えるけれど、自分のモノサシがないと不安を煽られやすいな、と。
なぜ今日本で人手不足が解消しないのか、老後の不安がなくならないのか、読んでいてメモ取りまくり。
「個人の問題」にすり替えられているけど、国全体で取り組むべき問題だった、いつまで先送りするの?
私たちがお金に縛られてきたのは、心が貧しくなったからではない。長い間、「お金が制約だった時代」を生きてきたからだ。
お金から人手不足問題に取り組まねばならない時代は来ている。
私たち一人一人が「変えられる」と信じる勇気を持ち、そうした政治を選ぶこと。
投資についての見方も変わって、学びの多い本でした。


